私たちはコロナ時代を通して、身体を通したコミュニケーションが媒介する知や創造する行為の価値を再評価しています。コロナ禍を経て我々美術教育研究者や美術表現の実践者は、オンラインによる授業といった教授方法の変化を通して、学生の認知理解方法の多様性があることも経験したところです。そうした多様性の1つとしてアファンタジアと2015年に定義づけされた、「生涯にわたり心的視覚イメージを持たない」というスペクトラム特性が意外と多いということもわかってきました。大学教育における美術表現や美術の教師教育をより良いものとするために、本シンポジウムでは最先端の認知科学とテクノロジーに焦点をあて、今一度私たちの美術教育の重要性を省察したいと考えています。また、AIの急速な進展は、美術教育にも新たな価値も生み出しています。特にAI
によるイメージ生成はアファンタジアなど、多様な特性をもつ学生をサポート可能ではないかと考えており、その辺りも含め議論を深められればと思います。
登壇者は、福島大学の高橋純一氏、一般の方でアファンタジア特性をおもちの方を予定しています。
なお、本シンポジウムでは、オンラインホワイトボード(Miro)を使って会員の皆様のご意見を共有できる機会を設けます。
時間 | 9月23日(土)16:00~17:30 |
場所 | 香川大学 北4号館415講義室(幸町キャンパス) |
登壇者 |
高橋 純一(福島大学人間発達文化学類) 長谷川航己 (五十音順) |
コーディネーター | 佐原 理(徳島大学) |
司会 | 山田 芳明(鳴門教育大学) |
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